人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Go Jackets! - Georgia Tech Scheller College of Businessへの留学とその後

tomogt.exblog.jp
ブログトップ
2010年 09月 11日

怒涛の2週間

結果的に、振り返れば、今だから『精神的に強くなることが出来た』と言えますが、正直精神的にキツイ2週間でした。

というのも。。。本来であれば仕事の谷間で多少ゆっくり過ごせると思って、同僚の外国人達と飲みに行く約束をしていた金曜日。18:30にビルの下で待ち合わせをしていたので、部屋を出ようとする直前に家族から電話が。んんん、何事だろうと電話を取ってみると、母が急に倒れて救急車で運ばれ意識がないとのこと。

ガツンと頭を殴られた感じ。少なくとも仕事中、オフィスではあまり動じない私ですが、この時ばかりは慌てました。その直前に水を思いっきりこぼしてしまったのがその予告だったのか。しっかりしなければと、とりあえず役員の上司と部下にだけは事情を伝え、オフィスを後に(実はこの時、役員から重要な通告があったのですが、それは後程)

病院まで飛んでかけつけると、母は薬のせいもあって完全に寝ているというか意識がない状態。父と一緒に先生から病状を聞き、もしかしたら意識が戻らない可能性もるとのこと。まあ、医者はリスク取れないから脅しますね、それにしても。この日はICUにいたこともあって、そのまま帰ったのですが、最悪だったのがその翌日。物心ついて、色々な試練や本気で自殺を考えてしまうようなこともありましたが、確実にワースト3に入る厄日でした。
朝、父から連絡があり、意識は戻ったが、暴れてしょうがないのですぐ来てほしいと病院から言われたらしい。
まあ、父と私が行けばどうにでもなると思って行ったものの、何と、私のことも全く認識できない状態。

何がつらいかというと、内科・外科的な病気であれば、こちらの行為に対して反応があるので、まだ良いけど、完全に錯乱状態なのはどうしようもありません。今考えればこの時説明した、某有名大学(聖なんとか)の救命救急センターの若手医師とセンター長の認識が明らかに誤りだったのです。彼らの説明では、倒れた元となった数値は正常に戻っているのに錯乱しているのは脳か精神に異常をきたしているのかもということでした。

それを聞いたら普通、この状態が続くと思うはず。。。。。長い夜でした。母の錯乱<さくらん>時の叫び声がトラウマになり、全く寝れず、食事も全くのどを通らず。どうなっちゃうんだろう、この後。。。で、思い悩みながら日曜日に再び病院に行くと、看護婦さんの『今日は普通に話せますよ』の言葉。『えっ』。話しかけてみると、普通に『明日誕生日だよね』って、、、、おい。

ということで、結果としては、まだ薬の影響等があって、前日は意識がない状態だったのです。そこから急回復をして、無事退院も出来て、今は電話で話も出来てほっとしていますが、いやあ、本当に結果オーライで、精神的にかなり強くなったこの2週間でした。今回の事に比べれば、仕事上のことなんて、大したことないです、全く。色々な意味で良い経験でした。

で、最後に、2段落目位にどさくさ紛れに役員に通告されたのが、『XXX部門を(私の名前)の下に移すことになりそうだから』って。移るのは何となく聞いてたけど、私の下って言うのは聞いてないっす。
更に忙しく、そして責任も重くなりそうです。海外出張も増えるんだろうし。。。まいっか。今となっては、母の今回の件に比べればどうってことないぜ。更に強く生きて行きます!
怒涛の2週間_c0001192_8475893.jpg


by tomo_gt | 2010-09-11 08:48


<< iPhone4大活躍!      発表会 / 薬を届けるということ >>